■何となく「品質を良くしたい」と思ってはいるものの…
一つのソフトウェアシステムを複数のチームで開発していると、チームごとに品質のばらつきがあると感じたことはありませんか?ばらつきがあると感じても、具体的に何が違うのか分からず改善につなげられない、ということが多いのではないでしょうか。
また品質情報を報告するのはチーム内の誰かが行うわけですが、その情報の収集とグラフ化に時間がかかってはいないでしょうか。ソースコードを高品質に保つために品質情報は必須ですが、大抵の場合納期はあっという間に来ますから、この時間を開発作業に当てられないのはもったいないと思います。
こんな悩みを解決するべく、9月7日にParasoft Development Testing Platform(Parasoft DTP)がリリースされました!
■品質情報を集める・見せる
Parasoft DTPは、ソフトウェア開発ライフサイクルを加速し、迅速な意思決定をサポートするソフトウェア開発・テスト管理プラットフォームです。Parasoft製品に限らず様々なツールから情報を集約して一元管理できます。
ソースコードからこのような品質情報を自動的に収集できるよう、ぜひ継続的インテグレーションを取り入れましょう。ソースコードを継続的にビルドするのと同時に解析も行うことによって、品質情報がリアルタイムに近いタイミングで集約されていきます。一方でソースコード以外からの品質情報は、例えば他ツールに用意されているAPIを呼び出すことによって収集できます。
集約した情報は、ダッシュボード上の様々なグラフやチャートで表示できます。このダッシュボードにどのグラフをどのように配置するか、またどの情報をどのようなグラフにするかをカスタマイズできます。
■例えばこんな風に見てみる
特定の開発チームに絞って品質情報を知りたい場合は、そのチームのモジュールに関するメトリクスやソースコード解析の結果、単体テストの結果を見ます。ビルドの状況も見えるといいでしょう。グラフによってはクリックするとソースコードを表示できるので、ソースコードを見ながら解析結果のレビューもできます。ヤバいところが見つかったらさっさと修正してしまいましょう。
またプロジェクトリーダーが全体の品質情報を確認したい場合には、ソースコード解析結果や単体テストの状況をモジュールごとに並べて見ることができます。特定のチームのモジュールだけが悪い傾向を示していたら、そのチームがバグの温床になっているかも!この疲弊がちなチームに休養を与えたらバグが減る…とはいかないものでしょうか。
品質情報に加えて進捗状況も見たい場合には、バーンダウンチャートなども一緒に表示しましょう。週次や月次で確認していた情報がほぼリアルタイムで確認できれば、プロジェクト進捗の障害にいち早く気づくことができます。
なお見るダッシュボードは利用者ごとに選択できますし、関係者全員で共有することももちろんできます!
■ITpro EXPO 2015でお会いしましょう
いかがでしたでしょうか。ソフトウェアの品質情報の収集とグラフ化がParasoft DTPと継続的インテグレーションによって簡単にでき、品質情報を報告する手間を削減できます。またダッシュボードとグラフをカスタマイズすることによって、品質情報を早く、容易に把握できます。これによって、早いタイミングから品質問題を予防するアクションを取ることができるようになり、結果としてソフトウェアシステムを高品質に保つことができるのではないでしょうか。
最後に、弊社は9月30日から10月2日かけて開催されるITpro EXPO 2015に出展します。弊社ブースにてParasoft DTPのデモを行いますので、品質情報の見える化・比較にご興味のある方はぜひブースにお越しください。また当日お越しいただけない場合でも、Parasoft DTPの体験版もご用意しておりますので、ぜひお問い合わせください。
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