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ソフトウェア開発におけるエラーの予防やプロジェクト管理、品質管理を支援するParasoft製品のTIPSなどを、国内総販売代理店テクマトリックスのサポートスタッフが紹介しています。

2015年6月29日月曜日

ESEC2015出展レポート

5月13日~15日、東京ビッグサイトで開催されました『ESEC:組込みシステム開発技術展2015』にテクマトリックスブースを出展し、多くのお客さまにご来場いただきました。
誠にありがとうございました。


テクマトリックスブースでは、機能安全規格IEC 61508や自動車向け機能安全規格ISO 26262のツール認証を取得したC/C++言語対応オールインワンテストツール「C++test」を始め、C#/VB.NETアプリケーションを対象とした「dotTEST」とその最新導入事例をご紹介させていただき、連日、ブースは大盛況で終えることができました。



また今や世界中で、IoT、M2M、IVIなど外部システムと連携する組み込み開発が急増していく中、
連携接続先の用意が間に合わず開発が止まってしまうという問題を解決し対向機器/対向システムのふるまいを仮想化して、テスト対象機器のテストを円滑に進行させるためのインフラ「Virtualize」を、この度はじめて出展させていただきました。

ブースでは、システム並行開発で想定される問題と、Virtualizeを用いた問題解決方法について、クラウドからのセンサー機器遠隔操作システムをコンパクトにまとめたデモ環境を使って、ご紹介させていただきました。


IoT、M2M、IVIなど外部システムと連携する組み込み開発を円滑に進める方法にご興味がある方!新たにご紹介サイトをご用意しましたので、ぜひお越しください!!

システム並行開発インフラ「Virtualize

2015年6月22日月曜日

金融システム開発を支えるJtest活用法とは?


「株式会社みずほトラストシステムズ」様では、みずほフィナンシャルグループの信託銀行および公共法人向け業務システムを中心に開発を行っています。

開発するシステムには常に高い信頼性が求められるため、同社では独自の開発フレームワークを構築し、品質の確保と開発の標準化に取り組んでいます。
このフレームワークには様々なツールが組み込まれ、同社のソフトウェア開発を支えています。

■フレームワークの更なる強化に向けて、Jtestを採用

しかし、従来のフレームワークで採用していたテストツールでは、目的としたソースコードの問題を検出することが難しい状況でした。そこで品質向上の観点から、新たなツールの導入による開発フレームワークの強化を模索していました。

今回は、開発フレームワークに JAVA 対応テストツール『Jtest』を新たに組み込んだことで、バグの早期発見、コードレビューの強化に加え、受け入れ時の品質向上をも実現した事例をご紹介します。

バグの検出に課題を感じている方、受け入れ時の品質に不満をお持ちの方には、必見の事例となっておりますので、ぜひご参考ください。





■高速な静的解析でバグを検出・防止!テストコード作成機能でユニットテストを効率化!Jtestとは?

Jtestは、Javaアプリケーションの静的解析・ユニットテスト(単体テスト)を1つの
ツールで実施可能なオールインワンテストツールです。セキュアで高品質なJavaアプリ
ケーションの開発とテスト工数の削減を強力にサポートします。


Jtest15日間無料で試用できる体験版をご用意しているほか、Jtestを使用して、効率的にテストを行う方法を短時間でご理解いただける無償のハンズオンセミナーも実施中です。
こちらも是非、ご利用ください。


 




2015年6月9日火曜日

システムテストでのテスト漏れ対策


リリース後に見つかるバグ

皆さんは、アプリケーションのリリース後にバグが見つかってしまうという苦い経験をされたことはありませんか?

リリース後にバグが見つかると修正する手戻りが大きく、もし繰り返しバグが発生するようであれば会社の信用にもかかわります。

しっかりシステムテストを実施しているのに、バグが発生してしまうのはなぜでしょう?

決して誰も手抜きをしている訳ではないはずです。


テスト漏れはシステムテストの観点不足?

システムテストでは、そのアプリケーションを利用する際の観点が多く盛り込まれ、操作性や業務の運用に問題がないかを確認します。その一環として異常系のテストも実施されるため、ひと通りの機能がテストされたように思えます。

しかし、ここに『観点の不足よるテスト漏れ』が潜んでいます。

例えば、ユーザの操作と言う観点でみると、ある機能のテストはひとつのテストケースで十分に見えるかもしれません。しかし、ユーザの操作と実際のソースコードは必ずしも一致する訳ではありません。

特にエラー処理などは、プログラム言語に依存したコードが含まれるため、ユーザの操作と言う観点だけではテスト漏れが生じてしまうのです。

Jtest 『アプリケーションカバレッジ』 でテスト漏れを予防

そこで今回は、テストの観点を補う仕組みとして、Jtest の『アプリケーションカバレッジ』をご紹介します。

この『アプリケーションカバレッジ』を使用すると、いつもどおりのシステムテストを実行するだけでコードカバレッジの計測が行えます。

コードカバレッジを計測すると、客観的にテストの実施状況を捉えることができます。

そのためテスト実施者の思い込みや考慮不足が取り除かれ、テスト漏れの防止に繋がります。

『アプリケーションカバレッジ』の実行イメージ

1. アプリケーションの操作を行います。

通常のテストシナリオを実行

2. アプリケーションの操作で計測されたカバレッジを確認します。
①行カバレッジ
C0:行カバレッジ計測

②判断文カバレッジ
C1:判断文カバレッジ

『アプリケーションカバレッジ』のおすすめ理由

上記の通り、『アプリケーションカバレッジ』を利用すると、システムテストで実行されなかったコードが一目でわかります。そのため、不足しているテストケースの特定が容易になります。

不足しているテストケースを知ることで、不足しているテストの観点に気づくことができます。

テストの観点不足によるテスト漏れを防ぐには、関数レベルの単体テストが有効な手段ですが、開発スパンの短いプロジェクトなどでは、そこまでのテスト実施は難しい場合があるでしょう。

『アプリケーションカバレッジ』なら面倒な準備は不要です。

これまでのシステムテストと変わらない工数で、より効果的なシステムテストを実施できるようになります。

手軽に始められる Jtest『アプリケーションカバレッジ』、ぜひシステムテストに取り入れてみてはいかがでしょうか?

『アプリケーションカバレッジ』の詳細はこちらのページでご紹介しています。 この機会にぜひチェックしてみてください。

評価版のご案内

今回ご紹介した、『アプリケーションカバレッジ』にご興味がございましたら、ぜひ Jtest 評価版で機能をお試しください。

↓Jtest の評価版はこちらからダウンロードできます。↓



Jtest には『アプリケーションカバレッジ』以外にも特定のコーディングパターンをチェックする『コーディングスタンダード』や複数ファイルにまたがる実行パスをシミュレートする『バグ探偵』、単体テストケースの自動生成、実行など様々な機能がございます。
Jtest の機能については次のページでご紹介しています。