このブログについて

ソフトウェア開発におけるエラーの予防やプロジェクト管理、品質管理を支援するParasoft製品のTIPSなどを、国内総販売代理店テクマトリックスのサポートスタッフが紹介しています。

2012年12月7日金曜日

Web API テスト効率化

Parasoftブログの第1弾は、Web API の効率的なテスト方法のご紹介です。

ここで紹介する Parasoft SOAtest は、約50種類のサブツールを含む機能テストスイートです。今回は、Web API のテストに用いる機能、サブツールにフォーカスして、どのようにテストを効率化できるかご紹介いたします。


 Web API は、スマートフォンアプリ、マシン間連携(M2M)、およびシステム間連携(SOA)において、高機能なコンテンツを、より短期間・低コストで開発する上で必要不可欠です。クラウド、モバイル、インフォメーション、ソーシャルなどの様々な形態のビジネスでWeb APIを提供しているだけでなく、これらをマッシュアップして生まれた新たなサービスが続々とリリースされています。


このようにWeb APIを通して自社の魅力的な機能を提供することは、ビジネス機会獲得のカギとなります。一方、高品質で信頼性の高いWeb APIを迅速にリリースするためには、開発スピードを落とさずに品質を確保できるテスト手法が求められます。



たとえば、公開サービスの数が増えるにしたがってテスト数が膨らむ上に、異なるバージョン毎に機能テスト/回帰テストを行う必要があります。限られた開発期間のもとでは、手動でテストできる範囲を簡単に越えてしまいますので、作業の効率化、テスト工数の削減は重要なテーマになります。

Parasoft SOAtestは、REST / SOAP Web API のテストや結果の検証を自動化し、テストの効率化と、繰り返し実行に耐える信頼性の高いテストを提供します。また、バッチモードで実行できるので、夜間自動実行や JenkinsなどのCI環境に組込んだ継続的なテストを実現できます。

さらに、Web APIのテストで必須技術といえる OAuth などの認証プロトコル、および暗号化にも対応していますので、すぐに目的のテストを始められます。

リリース後のWeb API利用頻度の増加に伴い、パフォーマンス・負荷テストの必要性を感じた場合は、Parasoft SOAtestで作成したテストを使用し、同梱の負荷テストツールで直ちにパフォーマンス・負荷テストを実施することも可能です。

■ Web API のテストにおいて効率化が必要とされる点
・テスト実施の自動化
・テスト結果の自動検証
・テスト結果のレポート出力
・継続的な回帰テストの実施(CI)
・負荷テスト(および継続的な負荷テスト)
・セキュリティ テスト
など。。

『Parasoft SOAtest』は、上記の要件を満たす機能を最初から兼ね備えていますので
Web API テストツール選定の悩みや課題を解消できます!

■次回は。。。
Web API のテスト効率化の連載第1回は、REST API のテスト効率化について紹介します。