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ソフトウェア開発におけるエラーの予防やプロジェクト管理、品質管理を支援するParasoft製品のTIPSなどを、国内総販売代理店テクマトリックスのサポートスタッフが紹介しています。

2015年3月20日金曜日

2015年2月 「C++testユーザ様限定」 品質向上ステップアップ特別講座 レポート

C++test をご利用いただているユーザー様に
より効果的に製品をご利用いただけるよう
2/26に品質向上ステップアップ特別講座を開催しました。


◆今回のテーマは「静的解析ツールの運用」


実のところ、コーディングルールチェック機能やフロー解析機能など
搭載した静的解析ツールを導入すると、

  • 解析の度に検出される膨大なルール違反が検出される
  • 膨大なルール違反のレビューに大量の時間が必要となる
  • レビュー時間の割にコードの品質向上の効果が少ないと開発者から不満が挙がる
  • コード修正のリスクを考えると、ルール違反をほとんど直せず現状維持が続いてしまう

というような壁にぶつかってしまう方がいらっしゃいます。

開発の状況よっては、どんな静的解析ツールを利用しても、
この壁に運用を遮られてしまうことがあります。

この壁の前では、立ち尽くすことしかできないのでしょうか?


そんな困難と思える壁を切り崩すコツをお伝えしたのが本特別講座になります。

そのコツの一部をご紹介すると

  • 膨大なルール違反結果から、現場に適した静的解析ルールを選定するコツ
  • 選定したルールを開発者にしっかり守ってもらうための環境作りのコツ
  • ルール違反修正を通じて、各開発者が培った開発ノウハウを効率よく共有するコツ

になります。

さらに受講者の皆様には、以下の環境をご用意し、
紹介したコツの実現方法を体験していただきました。
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ホストOS :Windows 7
IDE :Eclipse 4.2
コンパイラ :Cygwin gcc 4.5
CIツール :Jenkins
バージョン管理ツール :Subversion
テストツール :Parasoft C++test 9.5
テスト資産共有ツール :Parasoft TeamServer
独自ルール作成ツール :Parasoft RuleWizard
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受講いただいたC++testユーザー様が抱えているツール運用の課題は様々ですが
それぞれの開発現場でより効果的に運用するために必要な気付きが得られたと
お話をいただいております。

中でも、「ルール違反修正を通じて、各開発者が培った開発ノウハウを効率よく共有するコツ」
を実現するためのRuleWizardに、改めて興味をいただいた方が多かったことが印象的でした。

<独自ルール作成ツール:Parasoft RuleWizard>



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今回の内容とは異なりますが、
C++testによる静的・単体テストの入門から実践までを体感できる
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