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ソフトウェア開発におけるエラーの予防やプロジェクト管理、品質管理を支援するParasoft製品のTIPSなどを、国内総販売代理店テクマトリックスのサポートスタッフが紹介しています。
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2016年2月3日水曜日

【セミナーレポート】 2016年1月19日開催!IoTセミナー

1/19に開催されました高信頼性IoTシステム開発の実現に向けたモデルベース システムズエンジニアリングの活用とシステム間の連携検証」セミナーは多くの方にご参加頂き、ご好評のうちに無事開催終了いたしました。

遠方からもご足労いただき、誠にありがとうございました。


今回のセミナーでは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の西村教授をお招きし、高信頼性IoTシステムの事例として、同氏が取り組む自動運転システムを搭載する自動車を取り巻くSoS(System of Systems)アーキテクチャに関して、MBSE(モデルベース システムズエンジニアリング)の有効性とシステム間連携における検証の重要性について解説いただきました。

今回は特に自動車関連のソフトウェア開発に携われている方から多くのご参加いただき、白熱した質疑応答がおこなわれました。


質疑応答の様子

一方、テクマトリックスからは「高信頼性IoTシステム開発においてデファクトスタンダードとなるテスト戦略」と題し、セッションをおこないました。

今後、益々広がりをみせるIoT時代においては、各サブシステムをつなぐAPIが重要な要素となることが予想されます。

テクマトリックスのセッションでは、IIRA(インダストリ インターネット リファレンス アーキテクチャ)がリストとして挙げている10の関心事から、安全性、セキュリティ、レジリエンス、相互運用性、接続性の5つの関心事にフォーカスし、それぞれの項目におけるAPI連携の課題とその解決の糸口について、ご紹介させていただきました




本セミナーの内容にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

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◆ 関連製品情報
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○APIテスト自動化ツール「SOAtest」
Parasoftの「SOAtest」は、API(主にWebAPIやSOAP、MQ、JMS等のWebサービス)を提供する側の開発において、機能テスト、回帰テスト、パフォーマンステストおよび負荷テストを自動化し、重要性が高まるAPIの品質確保と開発の効率化を両立させる「APIテスト自動化ツール」です。

「SOAtest」には、RESTやJSON、SOAPをはじめとしたテクノロジーやプロトコルに幅広く対応したテストドライバーが搭載されており、APIの品質確保におけるテスト自動化を強力にサポートします。




○API仮想化プラットフォーム「Virtualize」
Parasoftの「Virtualize」は、APIを使用する側のモノやアプリケーションの開発で必要となる結合テストにおいて、APIの挙動を模倣する仮想化ツール(テストスタブ)を提供し、実際のAPIを必要とすることなく早い段階からのテストを実現します。

機能間の連携を伴うテストは、REST、SOAP、MQ 、JMSなどで公開する個々のAPIの開発が完成していることが前提となり、並行開発時においてはAPI開発の進捗が結合テストを要する他チームのテスト進捗のボトルネックになります。
また、複数チームや企業を跨る開発では、1つしかないテスト環境の利用待ちが発生したり、自由に他社システムと接続したテストができないなど、テストの実施には様々な制限がつきものですが、「Virtualize」は、結合テスト以降で必要となるこれらのAPIやデータベースを仮想化し、必要な時にいつでもテストを実施可能にするため、品質確保と開発の効率化を両立させ、ビジネスの早期展開に寄与します。




2015年12月4日金曜日

2016年1月19日開催!IoTセミナー情報

 高信頼性IoTシステム開発の実現に向けたモデルベースシステムズエンジニアリングの活用とシステム間の連携検証

近年の製品・サービスは、デバイスの高機能化、ネットワーク環境の充実、外部システムとのデータ通信などにより、様々なシステムが連携し、新たな価値を提供しているものが多くなってきています。
注目を浴びるIoT技術は、それらの流れを総称する大きな技術トレンドと言えます。


このような複雑なシステムにおいて高い信頼性を実現する開発を行うためには、システムを構成する個々のデバイス・サブシステムだけではなく、これらの連携を想定したV&V(検証および妥当性確認)が必要となります。
一方で、メカ、エレキ、ソフトウェアなど様々な分野の関係者が関わることになるため、関係者間の円滑なコミュニケーションが後工程での手戻りを防ぎ、開発を成功させる鍵となります。


その対応策として今、モデルベース システムズエンジニアリング(MBSE)が注目されています。MBSEとは「製品やサ-ビスなどのシステムの開発を成功に導く」ことを目的に、様々な分野の関係者が関わる複雑なシステムの開発に対応する方法です。
近年では、自動車、防衛、ロボティックスといった分野で、日本でも導入が始まっています。


本セミナーでは、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科の西村教授をお招きし、高信頼性IoTシステムの事例として、同氏が取り組む自動運転システムを搭載する自動車を取り巻くSoS(System of Systems)アーキテクチャに関して、MBSEの有効性とシステム間連携における検証の重要性について解説いただきます。
さらに、システム間連携の検証を効率的かつ確実に実現するテストソリューションをテクマトリックスよりご紹介します。


今、注目されるIoTシステムの開発において重要な視点と課題の早期解決を提案するセミナーとなっておりますので、是非ご参加ください!

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◆セミナー概要
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【開催日程】2016年1月19日(火)13:30~17:00 (開場:13:10)

【会場】テクマトリックス セミナールーム 東京都港区三田3-11-24 国際興業三田第2ビル

【参費用】無料

定員】40名(定員になり次第締め切らせていただきます。)
    ※同一部署からのご参加は、2名様までとさせていただきます。
    ※ご同業の方の参加はご遠慮いただいております。

【講演内容】
MBSEの有効性とシステム間連携における検証の重要性について
【講師】
慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科
教授 西村 秀和 様

【概要】
モデルに基づくシステムズエンジニアリング(MBSE)により、自動運転システムを搭載する自動車を取り巻くSoS(System of Systems)アーキテクチャを検討した事例をご紹介するとともに、車-車間や路-車間を繋ぐ情報システムを含む構成システム間連携における検証の重要性についてお話します。


高信頼性IoTシステム開発おいてデファクトスタンダードとなるテスト戦略
【講師】
テクマトリックス株式会社 ソフトウェアエンジニアリング技術部
飯山 正史

【概要】
高信頼性IoTシステムの開発では、モノやサブシステムの相互運用性、接続性、そしてセキュリティーなどの様々な懸念を考慮したテスト戦略を持つことが今後のデファクトスタンダードとなります。
本セッションでは、IoTシステムの信頼性を確保すると共にスピード感を持ったビジネス展開を実現するテスト戦略についてご紹介します。

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